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若年から中高年の認知症 薬
認知症では薬を投与して治療をすることもスタンダードな方法です。
一般的にはAChE阻害薬といった薬が用いられることが多いのです。
国内はもちろんですが、国外でも広く治療薬として使用されているものになります。
薬を投与することによって、20パーセントから30パーセント程度ではあるものの、記憶というものや思考の力というものを改善することが期待出来るのです。
しかしながら、対症療法のための薬になりますから、これを投与し続けたからといって、永久的に維持することは難しいとされているのです。
具体的には、認知症の症状を軽くし、主にアルツハイマー病の治療に用いられるアリセプトというものが有名です。
軽度から中度と診断された患者さんに投与されることが多く、アセチルコリンを分解するアセチルコリンエステラーゼといった酵素の働きを抑制してくれるものがこの薬になるのです。
他にも同様の効果として期待出来るのはレミニールというもの。
上記のアリセプトの効果にプラスして、神経の働きというものも高めてくれることになります。2つの効果によって、アルツハイマー型の認知症の諸症状の改善が期待出来るのです。
これらの他にも、有効な薬は多く存在しており、それぞれに独特な効果が期待出来ます。
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