家族について

家族の誰か、または自分が総合失調症と判断された場合は、どうしますか。そんな場合は、医師などの第三者と共に家族ミーティングを行い、家族みんなで総合失調症という病気と戦っていくことは、非常に大事なポイントになってきます。

総合失調症になった場合に想定される様々なことを把握することが出来ますし、その対処の仕方というものを把握することが出来ます。

どういったアクションを起こすことで、総合失調症の患者さんを上手に支えていくことが可能であるのかを理解することは、家族にとっては非常に大きなポイントになってきます。

地域の医療チームやケアコーディネーターとの定期的な相談というのは、非常に大事なアクションになります。

こういったシステムが日本では確立していますから、小さな範囲で頭を悩ませることなく、こういったシステムを積極的に利用することも、家族の負担を軽減してくれるものでしょう。

とはいうものの、それまでとはまったく別人のような印象を受けることもあることから、まずは総合失調症という病気をしっかりと理解することが大事ですね。

近年ではうつ病などを始めとして、精神疾患に関しての情報は豊富に溢れているとは言っても、病気に対して社会的な偏見というものは、未だに根強く持たれていますから。