統合失調症の特徴

総合失調症の特徴としては、様々な症状が起こるという精神疾患ということでしょう。一番知られているのは、幻覚や妄想といったものを代表とした陽性症状といった特徴です。

あるものがないことやものをあるように感じるといったことです。

自分ではない誰かが自分をコントロールするように命令をしてくるといった幻聴などもその一つになります。

人と会話をしている時に、そこにはいない人間の声で、この人はあなたのことを貶めようとしているといった声が聞こえ、会話が成り立たなくなる。
総合失調症ではこういった現象が起こってしまうのです。

他にも誰かが自分のことを見張っていて、何かしら悪いアクションを起こそうとしているといったありもしない妄想を抱き、結果として仕事が手につかなくなったり、外に出ることができなくなるといった状態を生み出してしまうのです。

こういったものは総合失調症の中でも、陽性症状と呼ばれるものになっています。他にも特徴としては、陰性症状というものや認知機能障害といったものも併発してしまう可能性があるということです。

感情表現というものを正確に行うことが出来ない、何もやる気が起きないのは陰性症状の典型例です。

周囲のことが気になりすぎて、話などに集中できなくなったりするのは、認知機能障害の典型例といえるでしょう。