若年から中高年の認知症　 若年性認知症

認知症の中でも40代という働き盛りの世代から認知症の症状が起こることを若年性認知症と呼んでいます。

様々なドラマや映画といったものでも、この若年性認知症が取り扱われていることから、その認知度というものが高まっています。現在では40000人近い方が、この若年性認知症に悩まされています。

認知症は老年性のものも若年性のものでも、早期発見をして、早期の状態で治療を行なっていくことが、何よりも肝心です。
若年性のものを定義すると、満65歳未満で発症する認知症のことを言っています。
原因となっているものは様々にあるのですが、老年性のものと同様にほとんどの場合はアルツハイマー病と脳神経系疾患といったものが引き金になっているとされているのです。
この割合を詳しく説明すると、アルツハイマー病が25パーセント、脳神経系疾患の場合が40パーセントで全体の原因の65パーセントにも登っているのです。

認識をするためには、ゴミの出し忘れが多いとか、いつも行っているスーパーなどで迷子になってしまう。その他にも生返事が多くなり、気が付くとぼーっとしているなどが挙げられます。
こういったものは普通にあるものですが、頻度や重度、広がりといったものの度合いを見て判断するのが一般的です。