統合失調症の薬

スポンサードリンク

総合失調症と診断され、急性期の状態であるならば、まず薬での治療を行われることでしょう。総合失調症の治療に用いられる薬としては、抗精神薬というものを用いるのが一般的です。

 

しかしながら、抗精神薬と一口で言ったとしても、そのタイプや特徴といったものは、豊富に存在いているのです。

総合失調症で用いられる薬は大きく2つに大別することが出来ます。一つは定型抗精神病薬と呼ばれるもので、これはその他の精神疾患の治療薬としても一般的に用いられているものです。

もう一つは非定型抗精神薬と呼ばれるものです。これは前述の従来型のデメリットとなる部分をしっかりと改善した抗精神薬になります。

従来型のデメリットというのは、ドーパミンの働きといったものを抑制することによって、陽性症状を改善するといったことが出来るものの、その分の反動で、陰性症状というものが出てくるようになってしまうといったものなのです。

陽性症状はもちろん、陰性症状、認知機能障害といった全ての症状に関して改善が見込まれない場合には、投薬を続けていても問題の解決にはならないということが挙げられていました。

これらを改善することが出来る抗精神薬が非定型抗精神薬なのです。

スポンサードリンク